海外の医学部という選択肢がどんどん増えてきました。 業者を使わないという選択もあります。
一番数が多いのはハンガリーだと思いますが、それ以外にもチェコや中国など さまざまな選択肢が増えつつあります。世界を目指す場合、海外の医学部を選 択することは、日本の医学部に進学するよりもむしろ良い選択肢だと思います。 もちろん、日本の医師免許も取れます。
以前は 日本の医学部に入れなかったからという学生が多かったですが、最近 はそれも変りつつあります。日本人の学生の質も上がって来ていると思います。 将来は、結局日本の医学部と同じくらいのレベルで平衡すると思います。(入 りやすいのは今のうちです。)
かくいう私も海外の医学部を卒業し、EU の医師免許を取得し、今は日本で医 師として働いています。一旦卒業してしまえば、大変だった日々も良い思い出 です。卒業後ハンガリーにもどってみると、不思議ですが、”戻って来た”とい う感じがありました。第二の故郷のようなものでしょうか。
日本で普通に医学部に行くのもいいですが、英語で、上のような多様性の中で 医学を学べるのは本当に貴重です。英語には、Let's get out of your comfort zone! という言葉があります。自分の成長のために、自分の慣れた快 適な環境からあえて飛び出してみてはいかがでしょうか。